自分の時間は、お金と同じ
- Masako Takashima
- 2021年10月6日
- 読了時間: 5分

無駄遣いをしない
ちょっと、生々しい、お金の話。普段は生徒さんと講座の時にします。
「時間は、お金と同じ」「貧富、男女、老若、関係なく平等に与えられた24時間をどう使う人なのか」
価値観が合う合わないも24時間何をしていそうな人かで、何となく見えてきます。どうやってだらだらするのか。シャカリキに働くときも、何を目的にシャカリキになるのか。
旅に出る時もそう。「とにかくたくさんの場所に行けば得した気持ちになる」とは思っていなくて、大事なのは「いい時間が過ごせたかどうか」。例え一か所でも、ホテルの中や、コテージの中から出られなかったとしても、思いがけずきちんと仕事が出来たり、少しの時間でも散歩や深呼吸の時間があって気持ちが幸せだなぁって、満たされればそれが一番いい。
空気や景色はみんなに平等にタダで与えられていて、旅好きの私は、お金では買えない時間や空気、景色を見られるととても贅沢な気持ちなります。(そこへ出かけるのはお金がかかっているな・・・。)
逆に、体力気力がすり減るような回り方や過ごし方をするとすごく損した気持ちになります。
どちらにしても、それには、その場所を提供する人や一緒にいる人、普段の自分の心がけが少なからず影響しているんですよね。
私は人の時間を無駄にするとつらくなる。余計なお金を使わせてしまったと、同じくらい落ち込みます。そして、自分の時間を奪われても落ち込みます。ああ、なぜこんなところで時間を取るような事をしてしまったのだろうと。相手を責める事よりも、それを選んだ自分のモノの見かたに腹が立ちます。
自分の時間に値段をつける勇気
自営でお金をもらうのに抵抗を感じる人は、まず「ああもう!これはタダでとかあり得ん!」という気持ちになるまで、色んな事を誰かの為に気持ち良く、とことんタダでやってみることをお勧めします。
これ、子供会とか幼稚園の役員とかがそう。飲み会の音頭とか、連絡係とか。このくらいの「ごちゃごちゃ」は笑顔でスパっと出来て当たり前。むしろこのくらいのことをスパパパって、出来ないと「資格とってサロン開きたい」とかは、そもそも無理だと思うんですよ。役員を「損」と思う人は、自営云々以前に人間的にどうかと思う。「損得」じゃなくて、本当に無理かどうか。私も、無理な時は断ります。損とは思わない。
頼まれたことをタダでするってね、気が楽ですよ。失敗しても言い訳出来るし、喜んでもらえたらなんか嬉しい。だけど、そのうち「喜んでいる人の種類(言い方悪くてごめんなさい)」が、見えてくるんですよ。「頼まれたらぜひに、させて頂きたいと思う人」「100万もらってもイヤな人」「きらいだけど、100万なら喜んでできる人」みたいに。私は、そんなことを感じるようになってからやっと値段をつける勇気が出ました。
値段を上げる時も、勇気が要った。「これはどうしよう。私の知識が増えすぎて、時間内に伝えきれない。」「よし資料にまとめよう」「あら?こんないい資料をこの値段?」「悩んだ時間とお金をかけたのに?」「作るのに何時間もかかったのに?」と、気持ちがギュっとツラくなって悩むところまでやってみたら上げやすかった。私はそこまで悩んでから、値上げの勇気が出ました。
値上げして来なくなったお客様に対してネガティブな感情はありません。「品質と値段が合わない」とジャッジされただけのことで「お気持ちに添えずに申し訳ありません」って思うだけ。
「品質と料金が合っていない」と感じたなら、離れてしまう。私の力不足です(笑)ただ、それだけのことだと思います。
値上げして、金を見て諦める人が出て来たら?・・・・うん、それはあります。その時こそ先に述べた「喜んでいる人の種類(言い方悪いけど)」です。
値段や支払い方法について、その問い合わせが多くなったらさすがに何か考えようと思います。(現在、講座の分割できないですか?の問い合わせが時々あります)
私は生徒さんに「単価は自分で下げてね」「私は自分の好きな値段でやっているから」と伝えます。そうして「これは有料だな」と思えばお金の交渉をするけれど、ほぼほぼ「あ、試してみる?」「持って帰っていいよ~」「待ってよ?資料コピーするね。写真撮って帰る?」って言っちゃう。そう、「興味を持ったものは、体験してもらう」「これは?と思った事はどんどん聞いてもらう」。そんな事を見込んで値段をつけています。だからマンツーマンだし。だからLINEでつながるし。ここの生徒さんは本当にみんな質問が多い(笑)単価下げられっぱなしで嬉しいです。自分も勉強になるから。
でも、そうやって、生徒さんも資格を取ったら自信をもって「自分の知識」に値段をつけて頂きたいんです。そうなって欲しいから濃い授業をします。質問は単価を下げる材料。情報は商品です。「目に見えないものの価値に、値段をつける」・・・難しいけど、ホテルに泊まるのと一緒です。
時間、情報、体験。ものじゃないから、目に見えないけど、それこそまさに「自分の価値」の値段なんだよね。経験とか、雰囲気とか、感情も、その値段の印象を左右します。
HPの仕事
ある人が「私、お金を払うのできちんとしたお仕事としてHP作成依頼したいんだけど?」と言われた時に、気付いていしまったんですよね。タダでやったんだから・・・と、「言い訳」してやるのはおしまいにしないと。腹くくらないと、って。そしてしみじみ、お金と技術と時間の事を考えたんです。
今まで、色んな事をやりました。チラシ作ったり、宣伝のサイト作ったり、HPの相談に乗ったり、写真を加工したり、広告を作ったり、ブログを書いたり・・・全部タダで(笑)
おかげで今の仕事にとても役に立っているし、それを選んだのは私。でも、本当に苦労して作ったのを「天才!」って褒めてくれても、その苦労を知らない相手に褒められてもちっとも嬉しくないんですよね。少しの料金を貰っても、「元手はタダ。利益率100%」みたいに言われるけど、いやいや、ものすごい神経すり減りますよ。時間もすごくかかる。時間=お金、技術=お金と思わない人は、簡単に目に見えないものを無料に見ようとするんだよね。だから、本気の料金を伝えると、だいたい断る。
HP作る時って、空き時間でチャチャっとじゃなくて、実は最初の数日間は、講座もトリートメントも、ストップして作るんだよ。だって頭も、体も疲れるから。そんな人にトリートメントして欲しくないでしょ?自分もイヤだし。
パソコンのお仕事は大好きです。これからもスキルを上下ていけたらと思っています。

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このあたりなら、初心者さんが始める段階のお話できます。
(マニアックなのは出来ない。線引きは、私のHPなどを見てジャッジしてください)
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